山本治慎先生が、この度、第26回日本外科学会研究奨励賞(Surgery Today Research Award)を受賞しました。
この研究では、ステロイド感受性との関連性が報告されている一塩基多型(SNP)と肺移植後の呼吸機能、肺移植後移植片慢性機能不全(CLAD)の発症リスクについて検討が行われ、このSNPが存在しているレシピエントでは肺移植後3年目の全肺気量(TLC)の低下、脳死肺移植後のCLAD-free survival rateの悪化を認めたことが報告されています(下記リンクより閲覧することが可能です)。
山本先生は2020年4月よりカナダのToronto General Hospitalに留学する予定です。山本先生の益々のご発展をお祈りいたします。
タイトル:A single-nucleotide polymorphism in a gene modulating glucocorticoid sensitivity is associated with the decline in total lung capacity after lung transplantation