扱う病気について

 消化器グループは、消化器(消化管、肝胆膵)疾患に対する外科治療全般を担当しています。特に、大きな2本柱として力を入れているのが、腹腔鏡を中心とした内視鏡手術(Minimal invasive surgery)と、消化器悪性腫瘍に対する集学的治療(Surgical oncology)です。

●内視鏡手術

 内視鏡手術には「術後の疼痛が軽微である」 「術後腸蠕動回復が早く術翌日より経口摂取可能」など 様々な利点があり、近年対象疾患、症例数共に大きく増加の傾向にあります(右図)。また、平成18年4月の診療報酬改定により、胃・大腸癌に対する腹腔鏡補助下切除術の手術が、従来の開腹術とは別に新たに適応となり、腹腔鏡手術自体の認知、標準化が進んでいるものと考えております。

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●胃がん

 2003年の日本における胃癌の死亡数は49,213人で、悪性新生物の中の約16.2%を占めており肺癌に次いで第2位です。死亡率は少しずつ低下してきていますが、胃癌にかかっている人は未だに多く、人口10万人あたり男性は100人近く、女性は40人近くが胃癌になっています。早期診断で過半数の人は早期の状態でみつかっており、治療で治る率が高くなり、治療成績が向上しています。これまでの治療成果をもとに個々の症例に合わせた、最先端の治療を行っています。

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●大腸がん

 大腸癌は、日本人に増加傾向が著しい癌です。毎年約6万人が罹患し、大腸癌による死亡は、男性では肺癌、肝臓癌に次いで3番目、女性では1番目に多くなると推定されています。大腸癌治療においても、目指すべきは、低侵襲・根治・機能温存であり、そのためにはエビデンスに基づいた個別化治療が必要となります。

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